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旅行情報

士林夜市は台北市で最大規模を誇るナイトマーケットの一つで、陽明戯院(映画館)、慈誠宮を中心に、文林路、大東路、大南路などにぎやかな通りから成り立っており、なかでも、士林市場は1910年に建てられた古い歴史を有するマーケットです。各種の台湾小吃(B級グルメ)は内外にその名を馳せており、B級グルメを求めてここを訪ねる観光客は後を絶たないです。「大餅包小餅(春巻のようなもの)」、「石頭火鍋」、士林名物、ジャンボソーセージなどはグルメのランドマークにもなっています。 ナイトマーケットの近くには、学校が多く立ち並んでいるため、主要な客層は学生で、価格も一般のお店に比べ割安になっているのが特徴です。家具店、ブティック、DPEショップ、ペットショップなどが軒を連ねているエリアもあります。『情人巷』(恋人通り)と呼ばれる通りに立ち並ぶ小物ショップやかき氷店に、遠くからわざわざ足を運んでくる人も少なくないです。 士林夜市を歩くのはけっこう骨の折れる作業ですが、路地を探索していくうちに隠れた穴場を見つけることもまれではないです。週末ともなれば、人込みでごった返し、家族総出で手に大小の荷物を持ち、B級グルメを口にしながら、満足げな表情で帰っていく光景があちこちで見られます。

中国文化の精髄にふれたければ故宮に行ってみるといいです。1965年に落成した故宮博物院は北京にある紫禁城を参考にして建てられました。院内には寄り抜かれた歴代文物が収蔵されており、書画、銅器、磁器、玉細工、漆器、彫刻、図案、文献など、古美術品の所蔵品総点数の総計は655,707点です。北京の故宮博物院と南京の中央博物院の収蔵点数の総和を上回り、世界最大規模を誇っています。所蔵数の豊かさは米国、イギリス、フランスの美術館と並んで世界4大博物館に数えられ、中国芸術文化の研究保存の要所となっています。 院内には、中国語、英語、フランス語、ドイツ語、日本語、スペイン語、韓国語など7カ国語で書かれた案内ガイドが準備されています。また、これら文物研究に関する勉強会やセミナー、巡回展示活動なども定期的に開かれ、特集などを組んだ出版物は130種類以上に達します。 故宮の向い側には至善園という中国の古典庭園芸術を再現した公園が設けられています。そこは蘭亭、曲水流觴、籠鵝、松風閣、碧橋西、洗筆池、招鶴聴鴬などと呼ばれる八つの景勝地から造られ、中国ならではの雅な庭園の美がいたるところにあふれています。

大安森林公園は面積約26ヘクタールで、1994年3月29日に開園しました。台北市中心部に位置し、草木が生い茂った自然公園です。「都会の森林」として台北市における“都市の肺"となっています。 ベンチや涼み台、音楽舞台、ジョギング道路など、各種レジャー施設が完備されており、公園の下には地下駐車場もあり、車で訪れた人にも便利です。台北市民にとって最良のレジャースポットの一つです。

西門町の名の由来は日本統治時代に遡ります。当時人々は台北城という区域に暮らしており、西門町は最高の憩いの場所となっていました。1896年、ここに映画館第一号となる「東京亭」が創設され、1922年、正式に西門町と命名されました。 西門町はもともと映画産業を中心にして発展を遂げた街です。当時ほとんどの映画館が峨嵋街、成都路、西寧南路に集中していたため、これら地域が自然と西門町の中心地となりました。民国38年(1949年)、国民党政府が台湾に遷都し、大量の資金がここに注ぎ込まれました。そのため、映画館はもとよりデパートやその他の娯楽施設が相次いで出現です。中華商場がオープンしてからは、西門町は名実ともに国内最大の商業娯楽活動の中心地となりました。 民国80年代(1991年以降)、台北のビジネス、レジャー活動は次第に「東区」へと移っていきました。それに加え、中華商場の取り壊しと再開発にかかわる道路工事により、しばらくの間、客足が遠のいていました。MRTの板南線が開通にこぎつけ、ようやくかつての活気を取り戻しました。中華路は台北市政府の都市開発計画により、台北のシャンゼリゼ通りとして生まれ変わりました。これだけでなく、大小のイベントスペースや活動スペースも雨後の筍のように現れ、週末ともなると、文芸活動や運動、ライブ活動などを行いに大勢の人が足を運ぶようになり、「西区」が息を吹き返しました。 現在の西門町は歴史検証としてだけでなく、新しい流行・文化の発祥地としての役割をも担っています。多くの中高齢者がここで思い出話に花を咲かせる一方、流行のファッションに身を包んだ若者たちが肩を並べるなど、まったく異なった生活スタイルがここで交流され、それぞれのニーズを満たしています。

信義区は台湾でも独自の個性をもつ観光エリアです。ここは夢のような青写真を元に造られた町で、台湾における流行の発信地となっています。夢が創造され、活力に満ちたスポットです。都市間の移動が便利なバスターミナルや、台湾最多の海外ブランドが集まる百貨店、さらに台湾最大の誠品書店や国際的な知名度を誇る台北101ビルなどがあります。このほか、かつての外省人村を再整備した「四四南村」やクリエイティブ空間として生まれ変わった「松山文創園区」もあります。ミシュランで星を獲得した世界的に有名なレストランのほか、国際的に著名な芸術家による魅力的な建築景観やインスタレーション作品も忘れてはなりません。年末には台湾でもっとも盛り上がる年越しイベントが行なわれます。キラキラと輝く星のような存在の町で、無限の魅力に満ちています。 ショッピング、娯楽、グルメ、芸術パフォーマンス、国際展示場など、ここにはありとあらゆる楽しみが詰まっています。

台北市立動物園はアジアで最大規模の都市型動物園です。入ってすぐ左手に人気のコアラ館があり、日向ぼっこするかわいい姿が見られます。園内列車に乗って、奥の鳥園、両生類、爬虫類館、ペンギン館、そして、温帯、アフリカ、砂漠の動物エリアへと回ります。昆虫館では近距離で昆虫と接することができます。休日は園内解説のボランティアが常駐していて、予約しておくと無料で解説してもらえます。動物好きの方は動物の里親となって、好きな動物をサポートすることができます。

行天宮は恩主公廟とも呼ばれ、関聖帝君をまつっています。関聖帝君(162-219年)は中国の歴史上非常に有名な武将です。彼は信義を堅く守ったので、武聖と尊ばれ、また理財にも長けていたので、商業の保護神としても尊ばれています。 行天宮は1967年に現在の場所に建立され、廟は質素で飾り気がなく荘厳です。神殿の前に天公炉があり、天公炉の両側には飛び上がる龍の形をした耳が付き、天空に向いている龍の頭が炉の四ヶ所に付いており、独特な造りをしています。前殿へ入ると大勢の信者が神の前でひざまづき、参拝している光景は非常に敬虔な感じです。天井と呼ばれる広場を抜けると正殿に着きます。供え物をする卓の上には鮮花、清茶しかなく、他の供え物がないことに気がつきます。行天宮では殺生を戒め、いけにえの家畜を備えるのを禁止し、また特に、金紙を焼くこと、演劇を神に奉納すること、ねんごろに金牌の礼を述べる当の行為を止めるように勧めていることや、持参した鮮花や果物以外は、廟が無料で線香やろうそくを提供しています。同時に廟のお堂の前には賽銭箱は設けられておらず、信者の香油代は不要で、伝統宗教界では初めての純朴なやりかたです。 一般の人は行天宮はとても霊験があらたかだと思っているので、神に占いを問いに来る人が大勢います。行天宮の地下のマーケットもほとんどが占いの屋台でいっぱいで、独特な特色があります。 占い地下道へようこそ!行天宮の観光ついでに、訪れたいのがここです。観光客に人気の占いで有名な、行天宮の地下道「占い横丁」です。本場の占い師に、本格的な占いができます。手相、姓名判断、米粒占い、小鳥占い等です。訪れる人のほとんどが日本人観光客なので、日本語OKのブースが多いです。ブースによって占いの種類や料金が違うので直接尋ねるとよいでしょう。

陽明山国家公園は台北市街に隣接し、大屯火山群からなっている国定公園で、古くは「草山」と呼ばれていました。北投、士林、淡水、三芝、石門、金山、万里など広範囲にまたがっており、のちに「陽明山」と改められました。火山活動によってできた円錐状と吊り鐘状の火山体、火口湖、イオウガス噴出口、地熱、温泉など、陽明山公園はいろいろな表情を持ち、研究活動やレジャーに最適です。また、季節風の影響を受け、高原、草原、広葉樹林、亜熱帯雨林、雨水植物の群落などの植物群系を形成し、これらの生態環境が台湾水ニラ、大屯ホトトギス、チョウや鳥などを育んできました。陽明山公園は台北の夜景スポットとしても有名で、ここから眺める台北の街はネオンがきらきらと輝き、まるで美しい絵巻物を見ているようです。このほか、園内に設置されている旅客案内センターでは、みどころのインフォメーションや心のこもったサービスを提供しています。   陽明山国家公園の中にある陽明山公園は、紗帽山の後ろ側にあるため、裏山公園ともいわれています。周りは七星山、紗帽山、竹子湖山、中正山、大屯山などに囲まれ、自然と人工を合わせた陽明山の美の結集地です。みどころは花時計、小川、七色の光を放つ噴水、展望台、滝などで、園内には梅の木、桜の木、桃の木、スモモの木、ツツジ、椿などが植えられ、毎年3月の花見シーズンともなれば、色とりどりの花が咲き乱れ、多くの花見客でにぎわいます。

士林官邸は"蒋介石"氏の住んでいた所としてよく知られています。日本植民地時代は士林試験分所として利用されていました。国民党政府の台湾移転と共に蒋介石氏と宋美齢夫人が住むようになりました。1996年8月1日に一般公開され、現在では常に開放されています。遠足や散歩、デートスポットとして訪れる人も多く、さまざまな花園に満開のいろいろな花を観賞することができます。周辺には公園や有名な『士林夜市』、『故宮博物館』があります。

迪化街は台北市の大同區にあります。大稻埕商圈の最重要とされる通りで、その通りは長さ約800メートルあります。この通りの大部分の建築物は保護されこれまで残されてきたもので、台北市で最も完全な姿を残す『老街』とされています。1920年代末期、第二次世界大戦勃発以前が、迪化街が最も栄えていた時期です。当時は多くの建築物が建築されました。当時多く見られたのが以下4つの建築物です。 *閩南式建築 *洋樓式樣 *仿巴洛克建築(バロック式を模倣した建築)*現代主義式 迪化老街には現在でも特色ある70棟以上の古式伝統建築が残っており、これらを楽しむことができます。また、南街と中街間の『大稻埕霞海城隍廟』も有名な古跡の一つです。 写真提供:http://tw.myblog.yahoo.com/sp88888sp/
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