猫空ロープウェイは、台北市で初めて開通したロープウェイシステムです。フランスのPOMA社製の単線自動循環方式を採用し、全長4.03km、最短で12秒おきに発着し、台北市立動物園から猫空までを約20分間で結びます。8人乗りのゴンドラ、147輌(内3輌は予備)が用意され、1時間に最高2,000人を運ぶことができます。ロープウェイの全長は4.03キロ、路線はアラビア数字の7字型で、「動物園」、「動物園内」、「指南宮」、「猫空」の4駅があります。またこのほか2つの方向転換駅があり、90度近くの急勾配を伴う地形における折り返し(スイッチバック)のために使われ、猫空ロープウェイの一大特徴となっています。ゴンドラ内からは猫空茶園の全景が見下ろせます。