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旅行情報

嘉義樹木園は農業委員会林業試験場に所属し、8.6ヘクタールの面積を有します。栽培において経済的な熱帯樹種の栽培試験場であり、また母樹園として苗木を提供する形式での経営を兼ねて行われています。栽培されている木の種類は大部分が伝統的に生活の中で使われてきた材木の木で、例えば、アフリカンマカボニー、ナンヨウスギ、プライ(黒板の木)、ブラジルゴムなどが挙げられます。園内は木々が林立してそびえ立ち、閑静な雰囲気に満ちています。また鬱蒼とした木陰の下、曲がりくねった遊歩道が続いています。「林場風清」と彫られた嘉義八景のひとつである古くて素朴な石碑は、当園の美景を讃えています。

全長4、500メートルに及ぶ嘉義の文化路。日中は月並みなこの車道は、夕暮れ時にナイトマーケットと成り変わり、歩行者天国になります。当ナイトマーケットで人気の名物である「肉飯(七面鳥の丼)」、「香腸(中国腸詰)」、「粿仔湯(米から作ったきし麺状の麺)」、「羅山米(蒸したもち米ご飯)」、「蓮子湯(蓮の実のデザート)」、「方塊酥(四角形のクッキー)」など、長年に渡る伝統的なおいしさいっぱいの特産品や軽食は見逃せません。

日本統治時代の明治43年に造られ、当時は「嘉義公園」と呼ばれていました。戦後は「中山公園」と改名されましたが、1997年に当初の名前に戻されました。 嘉義公園は、嘉義市の東の郊外にあります。開園当初は、山の地勢に沿って公園が造られ、後に東西の空地まで拡張され、橋や道が作られました。公園の面積は約268,000平方メートルで、園内には古い木が聳え立ち、東屋、山、池などをくねくねと巡る道があります。自然の山水を利用しているため、風景は美しく、ゆっくりと散策するのにぴったりです。公園内には、忠烈祠、射日塔、福康安紀功碑、丙午震災記念碑、十二門の古砲、陳澄波のイーゼル、壁の道、一江山記念碑、孔廟、国宝級の阿里山森林鉄道21号蒸気機関車などの史跡があり、人々の憩いの場になっています。また、公園の東北の隅にある林業、農業の2つの試験分所には、多種の熱帯植物が植えられ、緑の木陰が暑さを遮り風が涼しく、散歩するのにぴったりです。射日塔 高さ62メートルの「射日塔」は、阿里山の神木をイメージしたデザインで、その褐色のアルミの模様は、神木の外皮のようです。中央には高さ40メートルの「一線天」があり、内部には、原住民の「射日神話」を題材にした青銅の彫刻があります。この優美な神話は、人類が引き継ぐ伝承の精神を表し、人々の心を奮い起こす教育的な意義があります。この塔の入口には、台湾の守護神であるウンピョウを象徴した1対の銅の彫刻があります。塔の下の階は「忠烈祠」で、一番上の階はレストランを兼ねた展望台になっています。塔の頂上の斜面には、巨大な美しい市の花、バウヒニア(ムラサキソシンカ)があります。頂上からは、嘉義市全体を見渡すことができ、山城の美しい景色が広がります。

市立博物館には地質ホール、特展ゾーン、化石ホール、交趾(こうじ)焼特展ゾーン、石猴特展ゾーン、美術ホールがあります。地下の交趾陶館には、嘉義交趾焼の巨匠たちの作品が展示されているほか、交趾焼の美、起源、工程などが紹介されています。

嘉義は北緯23度29分、東経120度27分で、横断鉄道及び横断道路が平行にその西部を通過しています。北回帰線はその南部に3.3キロメートル離れたところを通過しているため、台湾は世界にとって大切な座標となるのです。嘉南平原で東へ向いて眺めると、山々が並べている中に、阿里山、玉山山脈が雄大に聳え 立っている姿は、まるで母親が幼い子供を抱きしめるよう、古諸羅城を取り囲むように見えます。嘉義市に主な河川はそれぞれその南北を流れている八掌渓及び子渓があり、地質は粘土成分が多くて保水性が悪いため、地下水に乏しい現状です。民生及び潅漑用水のニーズを満たすことができるという用水の問題を解決策として、八掌渓流域で蘭潭、仁義潭ダムを建築するのがあります。蘭潭は嘉義市東側の山仔頂の近くにあり、市内に三キロメートル離れています。古称は「紅毛埤」で、三百年前オランダ人の作ったのだと伝わってきたので、「蘭潭」と呼ばれています。オランダ人は台湾を占領していた時、八掌渓の水をここに導いて、堰堤を築設 しマウンドを作ることで、王田のあたりを潅漑していました。オランダ東インド会社は王田を直営していて、明朝の鄭成功時期まで存在していましたが、清朝に入ってだんだん使われなくなり、地名だけは残っています。日本殖民統治時期、企画エンジニア八田与一は担当してきたアジア地域の水利工程で規模が一番大きいのは「水の長城」─嘉南大学というのでした。水道水プラントの貯水池として蘭潭という堰堤を築設し、さらにダムを建設したのは、今でも嘉義地区の水道水の主な提供元です。嘉義荒野保護協会は蘭潭の後ろ山、樹木園、陶花源、圓籃仔冷泉区でウォッチングチームがスタンドバイしていて、数年間数多くの生態を好んだ民衆をリードして素敵で多様的な面貌を持つ大自然を尋ねるようにしています。深い観察や体験により、大自然を楽しめるのはただの理念に過ぎないではなく、生活パターンの一つにしたいと、皆さんに数多くの鳥類、昆虫、植物、木々と友達になれて、学習しながら生態の美を理解できることによって、生物の多様的な生き方を悟って頂きたいと荒野の人は期待しています。三信亭の隣に、蘭潭の中でカラ─噴泉を設置しています。噴泉の高さは50メートルまで達することができ、蘭潭 に動的な美を増しています。
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